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便秘を改善させる食事療法とは?

便秘は高齢者のみならず働き盛りの世代にも悩んでいる方が多いポピュラーな病気です。
当院の消化器内科にも多くの便秘の患者様が来院されます
今回は便秘を解消するための食事について考えます。

 便の中には体内で不要になった老廃物や、有害物質が含まれています。
ですから、便秘が生じるとこれらの体内の不要なものが蓄積される事になり、体調不良の原因となります。
では、便はどのようにつくられるのでしょうか?

 胃から小腸までで消化吸収された食べ物の残りカスは、水分が多くどろどろしています。
大腸を進むにつれて水分が吸収されて、排泄される便は約7割が水分で、残りが食物残渣や腸粘膜上皮や腸内細菌からなります。
 小腸を通過した内容物は、大腸内で蠕動運動によって便をすこしづつ送り出されています。
その過程で大腸の粘膜から水分が吸収されて固形化していきます。
この過程で大腸の粘膜を傷つけないように粘液の分泌が起こります。

 大腸でスムーズに便を作るためには蠕動運動粘液の分泌が充分に行われる必要があります。
このどちらかが充分でないと便秘の原因となります。
 この蠕動運動と粘液の分泌をしっかり行うためには、腸内細菌のバランスを整える必要があります。
 腸内細菌は約1000種類の細菌がいると考えられています。
偏った食生活をしていると、特定の腸内細菌だけが増殖してしまい、腸内細菌のバランスが崩れてしまいます。
さらに蠕動運動の低下や充分に粘液の分泌が行われなくなり、便秘となります。
腸内細菌のバランスを保つためには、野菜・肉・魚・海藻類・発酵食品などをバランスよく取ることが必要です。
 さらに、食物繊維を多く摂ることも重要です。
食物繊維には果物や海草類やこんにゃくなどに多く含まれる「水溶性食物繊維」と、ゴボウやさつまいも、きのこ類に多く含まれる「不溶性食物繊維」にわけられます。
水溶性食物繊維は、便に水分を保持させてスムーズな排便に役立ちます。
不溶性食物繊維は、便のカサを増すことで、蠕動運動を促す作用があります。
2種類の食物繊維をバランスよくとることで、便秘を改善させることができます。

 また、便を固くしないためにも、こまめな水分摂取を心がけましょう。

 垂水区近郊にお住まいの方で、便秘でお困りの方は、かわクリニックの消化器内科へご相談下さい。