神戸市垂水区|かわクリニック|内科・消化器内科

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【2020年4月時点】新型コロナウイルス感染症に対する対応について(診察体制について)

2020/4/19
前回のブログでは新型コロナウイルス感染症に対する消毒など、おもにハード面での対応について記しました。来院される患者さんが安心して診療を受けられるように、日々診療体制の見直しを行っています。今回は、当院が2020年4月現在時点で行っている新型コロナウイルス感染予防の対策のうち、主にソフト面での対策を中心にご紹介します。

一般の方の診察と、発熱・呼吸器症状のある方の診察の時間的・空間的分離

今通院されている方が一番心配されているのが、一般の方は院内で感染がある方から移ってしまうことだと思います。また逆に発熱・呼吸器症状がある方は他の方に移してしまうのではないかという心配の声を聞きます。当院では一般の方の診察と発熱・呼吸器症状がある方の診察を可能な限り分離することとしました

1.時間的分離(診察時間の分離)

一般の方の診察時間と、発熱・呼吸器症状のある方の診察時間を分けることで、接触の機会を減らすこととしました。午前の診察時間を変更し、一般の方の診察を早く終え、その後に発熱・呼吸器症状のある方専用の診察時間といたします。

一般の方の診察時間 9:00-11:30(最終受付11:15)
発熱・呼吸器症状のある方の診察時間 11:30-12:00

※午後の診察時間は原則として発熱・呼吸器症状のある方の診療は行いません。
※発熱・呼吸器症状のある方の診察には準備が必要で、時間を要します。直接来院されても診察できません。診察希望の方はあらかじめ電話にて連絡をいただき、受診を調整させていただきます。
※当日に発熱・呼吸器症状のある方の診察がない場合、今まで通り12:00まで一般の方の診療を行います。

2.空間的分離(診察場所・動線の分離)

一般の方の診察はこれまで通り行います。発熱や呼吸器症状のある方の診察に際し、通常とは別の場所から院内に入っていただくことで動線を可能な限り分離します。また、診察は原則として別フロアで行うことで、空間的分離を図ります。(診察時には標準防御策に加え、サージカルマスク・ガウン・フェイスシールドやゴーグルの着用を行う場合があります。)

院内での「3密」を避ける対策

すでにご存じの方も多いと思いますが、コロナウイルス感染症の集団感染を避けるためには、「3密」つまり、「密閉空間」「密集場所」「密接場面」にならないように対策を取る必要があります。当院では以下のような対策を行っています。

1.定期的な換気

当院の構造は窓が多数存在します。待合室・受付の奥・診察室・処置室の窓を開け、空気が滞留しないように定期的に室内の換気を行っています。また待合室の人数が多い場合も適宜換気を行います。(患者さんの中には寒いと感じられる方があるかもしれませんが、上着を持参いただくなど,ご協力・ご理解をお願いします。)
待合室では空気清浄機を常時使用しています。

2.待合室の椅子の配置の見直し

待合室椅子配置見直し
この度当院の待合室の椅子の配置を見直しました。これにより患者さんどうしの間隔を広げることができました。また、自家用車で来院の方は診察まで車内で待機をしていただくこともできます。

3.当日順番予約の活用

当院では以前より午前の診察には当日順番予約を採用しています。9:00-10:00ごろは待合室が混雑しやすいですが、事前に順番予約を利用していただくことで、診察の順番が近づくまでの時間を有効利用していただけます。予約なしでも診察を行いますが、待ち時間が長くなる場合があります。できるだけ多くの方がこの順番予約を活用していただくことで、待合室の混雑を減らすことができます。パソコン・スマホ・携帯電話から当日の9:00から予約ができ、順番が近づくとメール送信でお知らせします。また電話でも予約を行うことができ、大体の待ち時間をお知らせしますので、時間に合わせて来院をお願いします。
※午後の診察は予約はありませんので、直接来院をお願いします。

定期通院されている方の電話再診について

電話再診
コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大に伴い、現在臨時の対応として電話での再診と処方が認められています診察時間内にお電話をいただくことで、診察を行います。定期的に受診されている方で病状に大きな変化がない方が対象となります。処方箋は当院より薬局へFAXを行います。なお、診察なしの処方箋の発行は認められていませんのでご了承ください。(電話での診察の結果、病状に変化があるなどの理由で、来院をお願いすることがあります。)

通院中の患者さんへのお願い

新型コロナウイルスは現在拡大傾向にあり、収束までには相当の時間がかかると思われます。来院された際には発熱などの症状がないか伺ったり、検温やアルコールによる手指消毒にご協力いただくなど、普段よりもお手間を取らせています。感染予防対策は、現在進行形で日々見直しを行ってまいります。通院されている患者さんのご意見を是非参考にさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

【2020年4月時点】新型コロナウイルス感染症に対する対応について(健康管理・感染防御対策)

2020/4/27
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2020年4月7日兵庫県に緊急事態宣言が発出されました。ウイルスという見えない敵に立ち向かう時、今後の先行きが見通せず不安な気持ちで毎日を過ごされている方も多いと思います。当院は地域の医療機関として、来院される方の健康、特に現在通院されている患者さんの健康を守ることを第一に、現在もこれからも診療を続けてまいります。地域の皆さんに安心して通院をしていただくために、現在当院で行っている感染予防対策をご紹介したいと思います。

職員の健康管理

職員が健康でなければ、診療を安全に行うことができません。出勤時・退勤時の体温測定やかぜ症状の把握を行うことで、健康管理をしっかり行っています。また、医師・看護師・受付職員は常時サージカルマスクを着用しています。また、必要に応じて手袋・ガウン・フェイスシールドやゴーグルを着用し診療に当たります。

手指衛生・物品消毒の徹底

新型コロナウイルスの予防に一番大切なポイントは手洗い・消毒です。当院は消化器内科であり、従来より手指衛生には気を使っていますが、現在より一層徹底した手洗いと手指消毒を行っています。

当院で診察を受けたことがある方はご存知かもしれませんが、私は身体診察が終わった後すぐにに手指をアルコール消毒しています。そして患者さんが診察室から離れて、次の患者さんが診察室に入るまでの間にもう一度手指をアルコール消毒を行っています。また、聴診器やペンライトなどもすぐにアルコール消毒しています。このスタイルは以前と変わりなく続けています。(かつて勤めていた病院で、スタッフから「先生、アルコール消毒好きやなー。先生の診察のあとアルコール補充が多いわ」といわれたことがあります。もちろん、処置を行った際には石鹸を使った手洗いも行います。)

また、スタッフも手指衛生には十分に注意を払っています。また、医療従事者が使う物品や机・椅子はもちろん、患者さんの触るドアノブ・手すり・ガラス面や体温計などの物品や椅子・ベッドなどもアルコールや次亜塩素酸ナトリウムを用いて随時消毒を行っています。
アルコール噴霧器手順
患者さんにも手指のアルコール消毒のご協力をお願いしています。以前は玄関前に手指消毒用のアルコールポンプスプレー1台のみでしたが、2月からは診察室前にも設置していました。この度これに変えて、アルコールの自動噴霧器を設置しました。ご高齢の方には慣れない方もいらっしゃるようですので、スタッフにお気軽にお声がけください。(噴霧器のそばに手順を示した写真を準備しました。)
アルコールに過敏症がある方は行っていただかなくて結構ですので、お気軽にお申し出ください。

飛沫感染の防止策

最近来院される患者さんのほとんどがマスクを着用されています。咳エチケットが少しづつ徹底されてきているのを感じます。
医師・看護師・受付スタッフは、飛沫感染防止のためサージカルマスクを常時着用しています。また、受付スタッフは現金や保険証などを扱いますので、手袋を着用しています。ご理解をよろしくお願いいたします。
受付飛沫感染防止カーテン
4月26日受付窓口の飛沫感染防止のため、透明ロールスクリーンを設置しました。(これまでの見栄えのあまり良くなかった透明シートを置き換えました。)
来院される患者さんにも、受付職員にも安心して対応できるよう、今後も随時対策を行ってまいります。
お問合せはTEL: 078-781-1838
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